墨田区のエリア情報

墨田区のおいたち

“下町”という表現の是非が問われ、山の手に対する言葉として“川の手”という言葉が生まれ、必ずクローズアップされる墨田区です。第2次世界大戦後、本所・向島の両区が一つになり、墨田区が誕生しました。当時の人口はわずかに14万人でしたが、やがて焼け跡にも住宅や工場が建ち、産業のまちとして復興してきました。急速な経済発展のなかで、工場には新技術が導入され、大型店舗やスーパーも進出、道路などの生活環境も急速に整備されました。
また、学校などの教育施設の充実から区民生活向上のための施設や環境改善に取りかかり、福祉施設や文化・産業施設などの増設、下水の暗きょ化や道路・護岸の整備、公園の増設、緑化の推進などを着々と行ってきました。
たび重なる災害にもめげず今日の墨田区を築いてきました。

墨田区の歴史的建造物

東京復興記念館（都立横綱町公園内）

 

関東大震災の惨事を伝え、また官民協力して焦土と化した東京を復興させた当時の大事業を永久に記念するため、東京都慰霊堂の付帯施設として建てられました。１階は震災被害資料館、２階の絵画室には油絵等を陳列してあります。また被害地域等の復興大模型は、震災後各地で開催された震災の復興展覧会の際に作成、展示されたものです。２階の周囲の回廊には、震災復興資料等が展示してあり、その他東京大空襲による戦災関係資料等を展示してあります。

また、屋外にも、溶解した車両などの大型被害品が展示してあります。